Purple software さんの 明日の君に逢うために 感想とかレビューとか

「Purple software」さんの「明日の君に逢うために」
コンプしたので感想でも

Purple softwareさんの2008.02.20時点で最新作です（第１３弾？）
原画：まっぴーらっく
シナリオ：鏡遊／北川　晴
ジャンル：アドベンチャー
（オフィシャルＨＰより）(X-Rated)
http://www.purplesoftware.jp/index.html

いわるゆる学園もので純愛物ですが多少伝奇風味も入っています
ＯＰムービーは「jellyfish」さん
歌がもはやパープルさんの定番「橋本みゆき」さんの「TIME」
エンディングも同じく橋本みゆきさんで「Only・・・」
です

主な登場人物紹介
八代修司：やしろ　しゅうじ（ドラマCDのみCV野島健二）
このゲームの主人公。７年前明日香が神隠しにあった事件をきっかけに
御風島から離れていたが、里佳に呼ばれてまた本人の希望もあって戻ってきた。
学園の二年生、同級生で幼なじみの明日香・従姉の里佳と一緒に暮らすことになる。
料理が得意で御風家の家事全般を任されることになる。

若宮明日香：わかみや　あすか（CV安玖深音）
７年前に神隠しに遭い、１年前に「向こうの世界」から帰ってきた修司の幼なじみ。
帰ってくる前の記憶を一切失っているため修司のことも覚えていない。
頭脳明晰、容姿端麗だがかなり暴走娘。今は里佳・修司と一緒に住んでいる。

泉小夜：いずみ　さや（CV弥乃照果：やの　てるか）
修司が御風島に帰ってくるときに電車であった泉咲の少し年の離れた妹でツンデレ。
実家はかなりの金持ち。現在は本土で一人暮らしをしている。
姉の咲を神隠しでなくしており、帰ってきた明日香を一方的に嫌っている。
小さい頃からやっている護身術は殺人術の域に達している。

夕霧瑠璃子：ゆうぎり　るりこ（CV五行なずな）
御風家のお隣さんで修司の一つ年下の一年生で直輝の妹。
病弱で、おっとりしたふんわり癒し系少女だが意外と毒舌で直輝にはあたりが強い。
大昔に作ったお菓子を修司に
まずい、泥でできてるんじゃないのか？
といわれてから、うまいと言わせるのを目標に練習してきた。
病弱なのには物語の核心に迫る秘密がある。

藤崎あさひ：ふじさき　あさひ（CV井村屋ほのか）
修司の一つ年上、三年生で演劇部部長のちびっ子先輩。
人をからかうのが好きで自称学園のマスコット。
他人を巻き込むのが大好きで強引さでは小夜でさえ適わないほど。
ふとした瞬間、寂しそうにしていたり、演劇に強い執着を見せるのは
本人の自覚はないがの出生に秘密があるらしい。

月野舞：つきの　まい（CV沢野みりか）
本土の中華料理店でウェイトレスをしている少女でツンデレさんそのに。
他称ツインテールの悪魔。
修司と七海がアルバイトとして働いていて、いつもこき使っている。
通っている学園は別なので島ではあまり接点はない。

御風里佳：みかぜ　りか（CV一色ヒカル）
主人公の従姉で鈴森学園卒業生で学園長兼国語科教師兼修司のクラス担任。
現在は明日香・修司と一緒に住んでいる。
明日香とともに致命的に料理ができないため、修司が来るまで肉も生で食べていたとか。
直輝・咲とは同級生だったため、小夜・瑠璃子とも昔からの知り合い。
極度のブラコンで、修司が世界で一番可愛いと今でも思っている節がある。

七海美奈：ななみ　みな（CV風音）
修司・明日香・小夜・和也の同級生で演劇部所属。
いわゆるお騒がせきゃらでちょっと頭が弱い。なぜが一人称が「七海」
しゃべらなければ美人で無駄に巨乳。
修司とはバイト先も同じ。非攻略キャラ

りん：りん（CV北都　南）
世界でただ一人まだこちらの世界に残っている御風島の神様。
代償と引き替えに願いを叶える力を持つ。
現在は修司しかはっきりと姿を見ることはできない。

夕霧直輝：ゆうぎりなおき（CV小池竹蔵）
瑠璃子の兄で里佳・咲と同い年で夕霧診療所の医者。
強面でおそれられているが中身はただのシスコン。非攻略キャラ

瀬戸和也：せとかずや（CV城樹　翔）
修司等のクラスメイトで、診療所で手伝いをしている医者志望の少年。
成績はかなりいいが成績で小夜と明日香には勝てないらしい。
非常に計算高く、気が利く性格で何をするにしてもそつがない。非攻略キャラ

泉咲：いずみさき（CV葉村夏緒）
小夜の姉で里佳・直輝と同級生。
１０年前に神隠しに遭ってしまった。非攻略キャラ

感想＆ネタバレ
パープルソフトさんだけに基本システムがしっかりしていてストレス無くプレイできます。
最初はシナリオロックがかかっていて小夜ルートか瑠璃子ルート、里佳は最後固定です。
共通ルートから各ヒロインルートに分岐するので、各ルートの所感を。

明日香ルートは物語の核心、７年前一体何があったのかが語られています。
また、修司は今の明日香を選ぶのか、昔の「あーちゃん」を選ぶのか迫られます。
正直明日香エピローグで唯一登場するりんの洋服姿が可愛くて仕方有りません。

小夜ルートでは里佳・咲・直輝の事が小夜にどう影響したのかが話の焦点になります。
なぜ、明日香に辛く当たるのか？なぜ、修司に冷たいのか。
凍った心が解けた暁にはデレデレな小夜チンが待っていますｗ

瑠璃子ルートは、なぜ瑠璃子が病弱なのかという話です。
定番のごとく小さい頃から修司のことが好きだったという設定ですが、
全ルート中一番修司が優柔不断でちょっといらっときます。
あと瑠璃子の呼び方がエピローグですら修司先輩なのが引っかかりました
「りこちゃん」は問答無用で萌えですね。

あさひ先輩ルートは、演劇部を手伝っていく中であさひの不安定さが
描写されています。それは出生（前世？）の因縁があるわけですが、
全キャラ中一番幼い体つきなのが売りでしょう。
神様であり続けるというのも苦しいものなのかもしれません。
この後明日香ルートをやるとりんが三倍増しに切なく見えます。

舞ルートは一番独立色が強いシナリオが展開されます。
毒舌娘がデレてくれるときまでひたすら耐える生活が続きます。
修司君は過去を振りきれるのでしょうか。
個人的にツンデレは好物なので二人目も大変おいしゅうございました（苦笑

里佳ルートはシナリオロックの関係で必ず最後になるらしいです。
里佳のブラコンっぷりが炸裂します。
可愛い弟がいつの間にか大人になってお姉ちゃんもうめろめろです。
小夜ルートでふれられた三人の過去が深く掘り下げられていて、
物語全体のまとめのようになっています。
髪を下ろした格好がすごく可愛いと思うのは私だけでしょうか？

総評
個人的にかなり面白かったです。
AVGはどちらかというとやってる間に飽きる立ちなのですが
久しぶりに途中でだれないで一気にクリアーできました。
前作は○○ルートが微妙でしたからねぇ（苦笑）
あと、オープニングの橋本みゆきさんのTIMEがすごく良いですねー
L・Eternal Sky・TIMEとエンドレスループでかかってますよ。
小夜ちんの中の人は雑音先生みたいにやっぱりオトナの都合なのでしょうかｗ
いまテレビでレギュラー何本もってるんでしょうかねぇ

最後に、おそらくプリリン発売前から企画は動いていたと思うので（それではなくても）、
岩崎考司さんのご冥福を深くお祈りいたします。